ロッカーの修正 [4号艇]
11月に完成した4号艇(D-spec)だけど漕いでみて少し気になるところが。
それは・・・・。
この船はロッカーがきついため回転性はいいのだけど直進性が今一歩というところ。
バウ側が浮き気味で波の影響を受けやすく、まさにドリフト艇なのだ。
2度ほど漕いでみて我慢することもできないことはないけど・・・・・・・・・・。
でもツーリング用の船なら、もう少し直進性があるほうがいいし・・・・・・・・。
気になりだしたら、いつものくせが・・・・。
よし直そう! でもどうやって直す?
船を眺めながらしばらく思案をめぐらします。
そうだ
それじゃ、いつものようにブィーンと・・・・・。
スターン部の隔壁とハルのコーナー部に切り込みを入れます。
デッキと隔壁のコーナー部分はつけた状態で切らずに残します。
切り込みを入れた隔壁の下側を10mmほど後退させて隔壁の角度を変更します。
写真を撮ってなかったので何のことかわからないと思いますけど、切って、隔壁を動か
して、又、隔壁とハルをつないで研磨したらとこんな感じになります。
次にバウ側。
キールの先端に切り込みを入れ、ブレードを差込んで30mmほど深くします。
ギャップはエポキシパテを自然なラインになるように盛りつけていきます。
さあ、後はへたくそな塗り作業です。
(サンディングシーラーを塗っているところ)
で、完成品がこんな感じ・・・・・。
しめて1+2日の工程なり・・・・・・。違いわかります?
それじゃ
2012-02-12 20:25
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コメント(3)
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バウはキールを延ばして、スターンは隔壁からの角度を下げてロッカーを修正したんですね。僕もバウ側の方法が簡単かなと思っていましたが、スターンは思い切った方法をとりましたね。
どういう漕ぎ味に変ったのか楽しみですね。
by tanaka (2012-02-13 08:48)
お久しぶりです。
形状によって随分性能が変わってくるんですね。
私にはあまり分からないんですが^^。
どう変わったか楽しみですね。
by 海を渡る (2012-02-13 10:22)
Tanakaさん<
以外とスターン側の角度を変更する方が簡単な作業でした。
強いて上げると、新艇にジグソーの刃を裁てるのに結構勇気が・・・。
これでスピードも上がっていればいいんですけど・・・・・。
3月の漕ぎは楽しみにしてます。近くになったら連絡入れます。
海を渡るさん<
お久しぶりです。
設計基準を持っていればいいんですが、そんなものは持っていないので
試行錯誤でやっています。
今やっているのは、まだ基本中の基本でしかないのでしょう。
設計段階で性能が予測できればもっと楽しいのでしょうね。
どう変わったか、又報告しますので乞うご期待です。
by Ladle (2012-02-13 21:39)