4号艇の製作(7) デッキの貼り付け [4号艇]
久しぶりのカヤック作りです。
9月はいろいろと忙しくてカヤック製作が全然できず、又、友人のお葬式に出てから少し
そんな気分にならなくてブログも書いていなかった。
随分と涼しくなってきたが、3号艇の時のように12月の海でロールの性能を試すのだけは
避けたいところで、と言っても、なんだかんだと休みごとに予定があり、隙を見つけないと
カヤック作りが出来ない・・・・・・・。
3連休があるとどうしても家族サービスを期待されてしまう・・・・・。
今回はデッキを貼る作業がメインとなるが、その前にまずハルの内部を白く塗装する。
これをしておかないと、後から狭いところに顔を入れて息を止めながら塗らないといけなくなり、
これが結構苦しい姿勢であるのと、髪にペンキがついてしまったりで大騒ぎ。
スプレーガンと長いノズルがあればそんな心配はないのだが、なんせ刷毛塗りだから仕方ない・・・・
(>。<)
この状態でペンキが乾くまで12時間以上待つ。
その間にデッキ材を2mmベニアから切り出してデッキ貼りの準備へ。
コックピット部にはデッキ高さが280mmになるよう上の写真のようにアーチ状のビーム材を渡してあるが、
この部分がデッキの最大高さとなり、これに沿わすようにデッキを貼っていくことになる。
デッキ材を切り出す。
デッキ材は実際の寸法より片側で50mmほど大きくカットし、最終的に貼った後から余分の部材をカットする。
中央のコックピットは前後で2分割にしてあるが、これは湾曲が大きく曲げづらいため分割にしてある。
デッキ材を切り出した後はスプレスカートをはめるためのコーミングの切り出しを行う。
コーミングは5.5mm程度の合板を4枚重ねにして一番上にくる合板を少し幅広にカットする。
3枚分は内寸に対して20mm外側でカットし、一番上のものは30mm外側でカットし、スプレスカート
をこの出っ張りに引っ掛けるようにする。
ついでにデッキ材にハッチの開口作業を行い、デイハッチも取り付けた。
ここまでで1日目の作業終了。
2日目は、いよいよデッキ貼りの工程へ。
まず始めにデッキ材を船体に仮留めして適当な箇所に位置あわせの釘を打っておく。
位置が確認できたら板を取り外した後、デッキ材の内面に耐水処理のためのコーティング用エポキシ樹脂を塗る。
(コーティング 用のエポキシを塗ったところ)
コーティング終了後、ハルのシーア材に多めに接着材(エポキシ)を付け、先ほどの釘穴位置にあわせ
てデッキを貼っていく・・・。
デッキはPPバンドで締めながら部分的にねじ釘を打って留めていく。
10月も初旬となると西日本でも6時を過ぎると暗くなってくるが、どうにかコーミングの接着まで終了した。
いよいよ形の最終段階に入ってきた。
今週末には余分なデッキ材をカットして研摩予定だが今週も家族から用事を頼まれている。
漕ぎにも行きたいし、ソフトボールの試合もあるし・・・・・・。
やっぱりここはパーマンのコピーロボットがほしいところだ。
それじゃ
カヤックかなりできましたね。
凄いなぁ自分で作っちゃうのって。
カヤックって自分で作れるっていうのがそもそもビックリ
でしたが、ここまでの完成度を出してくるって
もはや職人ですよね。
いつか時間にゆとりができたらカヤックも挑戦してみたいです。
by kamiya7592 (2011-10-05 10:08)
こんにちは。
お友達のことは残念でしたね。
私の方は友人の親が多かったですが、
これからは自分たちの番の歳になってきました。
でも若くして亡くなられることには心が痛みます。
カヤックの方は、焦らずジックリの方がいいんでしょうかね。
by 海を渡る (2011-10-05 11:31)
kamiya7592さん<
完成までは、まだ1ヶ月近くかかりそうです。
カヤック作りは時間と場所があれば誰でもできますよ。
後、家族の理解かな。
海を渡るさん<
自分の友人でも始めてだったので実際、今でも信じられないです。
救える命があればと、供養に骨髄バンクに登録してきました。
カヤックの方は塗装があまり得意でないのでゆっくりと作ろうと思っています。
by Ladle (2011-10-05 20:39)
待ってました~。
出来上がってきましたね。
最終的にどんな感じに仕上がるのか楽しみです。
秋もカヤックの季節。
なんとか時間を作って漕ぐ方も楽しんでください。
by ちくわ (2011-10-05 22:08)
漕ぎに行くかカヤックを作るか悩みますね。
とりあえず今週は日月と家の用事があるので作る方を選択です。
作業予定は研磨が主体で、全体の外観写真が撮れればアップします。
by Ladle (2011-10-06 21:06)