4号艇製作(4) モールドの作製 [4号艇]
今日は曇り空で作業がやりやすいと思っていると、昼から元気に太陽が。
天気図を見ると、梅雨前線がない!!
もう本格的に夏がやって来たのかと思いきや、予報では又、復活するらしい。
どうも今年の梅雨は優柔不断なようだ。そういえば雷の音もまだ聞いてないような・・・。
雨が降らないなら、まあいいかと、モールド(型)をせっせと作製する・・・・。
ステッチ&グルーでカヤックを作るとき、通常はモールドは使用しないのだが、コーナー部にR
をつけようとすると、あったほうが貼りやすい。
又、船体のラインもきれい仕上がるので、ウッドストリップを真似てモールドを作製している。
まず船底の平板キール(竜骨)となる材木をロッカーの状態を確認しながら取り付ける。
隔壁で分断されている箇所はサイドパネルの時と同様に、接木をして、自然なラインとなるよう
にする。
平板キールの取り付けが終わったところ。
次にバウとスターンの空気室となる隔壁を取り付ける。
この部位があることで、荷室が完全に水没しても船が沈まず浮いていることができる。
空気室の隔壁が施工できると次にモールドの板を約400mmピッチで取り付ける。
取り付けが終わって前から1枚、
ひっくり返して1枚
まあ、なんということでしょう。それらしくなってきたではないですか。
作業の後は接木を外して、またばらばらに。
夕方ともなると蚊が出てくるようになった。
8月ともなると服の上からでも刺されるが、まだまだ蚊も小さい。
いよいよ本格的な夏がやってくる。スキンガードに頑張ってもらおう。
それじゃ
こんにちは。
梅雨らしい天気が続きますね。
シーカヤックは最初、木で出来ているとは思っていませんでした。
手作りの場合は、このような作り方になるんでしょうかね?
by 海を渡る (2011-07-03 16:08)
今日も暑かったですね~。
それらしくなってきましたね。
毎回楽しみしています。
空気室というのは、どんなカヤックにもあるものなのですか?
by ちくわ (2011-07-03 20:45)
海を渡るさん<
いつもコメントありがとうございます。
カヤックにはポリ製やFRP、カーボン製、木製のほか皮でできたものまであります。
いろいろな作り方がありますがウッドストリップという工法で作ったカヤックは
本当に艇の形が芸術的なものが多いです。
by Ladle (2011-07-03 20:51)
ちくわさん<
いつもコメントありがとうございます。
空気室はリジット艇ならほとんどあるのではないかと思います。
無いものもあるかもしれないですが浮かないと大変危険だと思います。
フォールディングカヤックならフローテーションなどがそのかわりなんでしょうね。
by Ladle (2011-07-03 21:01)