4号艇製作(3) サイドパネルと隔壁の接合 [4号艇]
4号艇製作のつづき
今週は漕ぎにはいかず、カヤック製作のつづきを行っていた。
今回は隔壁とサイドパネルをエポキシで接着する作業。
まずφ1.5mmの穴をサイドパネルの下端から5mm内側に100mmピッチで開けていく。
この穴がボトムとサイドのパネルどうしを銅線で結ぶための穴となる。
後から開けても良いのだが、はじめに開けておいたほうが作業が早いのでそうしている。
次にパネルを丸く曲げる部分にカッターで切れ目を入れる。
薄い2mmのベニアでも、曲げようとすると結構曲げにくい。
切れ目をいれておくと隔壁のRに沿ってベニアが曲がりやすくなる。
この時点で強度が少し落ちるのだが、最終的にグラスファイバーを貼って補強するので、強度
はその時点で出るため問題はない。
次にエポキシを隔壁につけてサイドパネルを接着していく。エポキシのみでは剥がれる恐れがある
ためステンのねじ釘で隔壁に留める。
隔壁の取り付けが終了すると、この状態で接着剤が硬化するまで1日待つ。
それにしても暑い。日中は35℃ぐらいまで温度が上がっている。
エポキシ接着剤もこまめに作らないと直ぐに固まってしまう。
翌日、エポキシの硬化を確認後、隔壁どうしをつなぎあわせる。
船のラインを決めるシーア材が、隔壁の部分で分断されているため、このままでは船が自然なライン
となっていない。
そのためサイドから接木をして分断した部分をつなぎ合わせる。
外部から接木をするとカヤックらしいきれいなラインとなった。
船の幅は、速度を早くするため今回550mm以下にしようかと悩んだが、やっぱり安定性が悪いと
乗っててもおもしろくないので560mmと図面を変更した。
ここまでくると船の形らしくなってきておもしろい。
ついつい次をみたくなって作業が雑になってしまうのでガマン、ガマン。
船の形が決まったので隔壁からそれぞれの部位に分割して物置に収納。
3分割なので場所をとらずに収納できる。
来週はモールドを作って、ボトムを貼ることができるかな・・・・・。
それじゃ
ベニヤ板でこんな形が造れるなんてすごいですね。
コツコツですね。
by 海を渡る (2011-06-27 12:58)
海を渡るさん<
いつもNiceありがとうございます。
これから少しづつ変わっていきますので、乞うご期待です。
by Ladle (2011-06-27 20:02)
船の形になってきましたね。
今後が楽しみです。
by ちくわ (2011-06-27 23:07)
ちくわさん<
いつもNiceありがとうございます。
船の形ができてくると楽しくなりますね。
by Ladle (2011-06-28 07:26)